こんな美しい映画が日本未公開だなんて馬鹿げている。
プロデューサーはコッポラとルーカス。
監督は「タクシードライバー」の脚本の人。
俳優も豪華すぎる。
彼の作品は「金閣寺」しか読んだことないけど、それぞれは一貫したテーマがあるのでしょう。
美への追求は、自分の醜さを直視してから始まるのだ!!
「純粋に生きるとは、血しぶきで一行の詩を書くことである」
「美しくなろうという男の意志は、女とは違って、必ず死への意志なのだ」
「正に刀を腹に突き立てた瞬間、日輪は瞼の裏に、赫奕と登った」
など、三島作品からの引用にいちいち痺れ、音楽が吐き気を催すほど美しい。
ラストの盛り上がりも最高。
果たしてこれが三島由紀男の本当の姿かは定かではないけど、この映画の中に存在するミシマは信念を貫いた美しい人だった。
男の自分がこの映画に溺れてしまうのは、いわゆる「男の美学」が詰め込まれているからなのか。
女性の意見が聞きたい。
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