「8 1/2」と対となっていると知り、いてもたってもいられなくなり鑑賞。
「8 1/2」と同じ手法で描かれた、毎日がキラキラと輝く俗世での行き場のない悲しみ。
出来事だけが羅列され、そこに物語の一貫性を探すのは難しいが、乱痴気騒ぎ故の虚しさみたいなものが漂っているとても酒臭い映画だった。
内容は「フェリーニのローマ」と似ている。
あと何度か観ないと全体像すらつかめそうにないので、平凡な感想しか浮かんでこない。
マリリン・モンローのそっくりさんが可愛かった。
もう一人の俳優と酔っ払って踊るシーンは、自分の少ない経験の中で見た一部の表舞台に立つ人たちと被り、言いようのない息苦しさを感じた。
そういや、最後の怪魚が砂浜に打ち上げられる感じ、どっかで見たなと思ったけど、高校の時に観た「きょうのできごと」だ。
そんな映画あったなぁと思いつつ、ただその映画のことを何も思い出せないのでもう観ないでおこう。
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