劇場:丸の内TOEI
今月の上映事情は一体どうなっているんだ。
素晴らしい映画ばっかりじゃないか!
「フィギュアなあなた」で幻滅させられたのですが、この映画に力を注いでいたからだったのか!
杉本彩、喜多嶋舞、佐藤寛子ときて壇蜜が演じる”ナミ”もまた素晴らしかった。
最初、ナレーションが続くのに大丈夫かこれと思ったが、後半の怒涛な展開にもうどうでも良くなった。
みんな殺したあと、「もう一人いる…」と呟き、あの監禁部屋に座る、17歳の自分と対面するシーン(しかもワンカット!)は涙と鳥肌なしでは見れなかった。
「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」の後半、廃墟で呆然と空を見上げ、「なんかいる…」と呟くシーンの返答を自分自身でしてしまったのだ!
いや、あってるのかわかりませんが。
そして最後の最後!あの一瞬のシーンで完全失禁でございました。
「人が人を愛することのどうしようもなさ」の石井映画を見れて感無量でございます。
昔ながらの石井監督ファンか抜きに来ただけのおっさんかわからないけど、漂う加齢臭に囲まれて見る映画はやっぱりいい。
これも今年一位!!
2013年10月1日火曜日
「地獄でなぜ悪い」
劇場:バルト9
映画を撮ってる人からすればこんなに素晴らしい映画は無いんじゃないだろうか。
映画監督のすべての欲望が詰まった映画だった!
映画愛が画面に溢れ全てのクリエイターを愛す目線は、この人いくつなんだろうと思う程初期衝動に満ちていた。
そしてそこに照明さんが名を連ねていたことにも感動した。
浜辺で映画というものは一体どうやって撮るんだ試行錯誤する一連は、数年ぶりに劇場で涙が出た。
そしてでんでんの「しぇいしぇーい!!!」には衝撃を受けた!
全てのシーンを語りたいけどどうでも良すぎて覚えてない!
「ももいろさらを」と迷うところですが、とりあえず今年一位だ!
もっかい見てくる!!
映画を撮ってる人からすればこんなに素晴らしい映画は無いんじゃないだろうか。
映画監督のすべての欲望が詰まった映画だった!
映画愛が画面に溢れ全てのクリエイターを愛す目線は、この人いくつなんだろうと思う程初期衝動に満ちていた。
そしてそこに照明さんが名を連ねていたことにも感動した。
浜辺で映画というものは一体どうやって撮るんだ試行錯誤する一連は、数年ぶりに劇場で涙が出た。
そしてでんでんの「しぇいしぇーい!!!」には衝撃を受けた!
全てのシーンを語りたいけどどうでも良すぎて覚えてない!
「ももいろさらを」と迷うところですが、とりあえず今年一位だ!
もっかい見てくる!!
2013年9月17日火曜日
2013年8月25日日曜日
「風立ちぬ」
劇場:バルト9
二度目の鑑賞。
今回は、知り合いのライターさん(駄作派)と2日にわたって議論を交わしたので、その考察も念頭に置き。
つまりはとてもパーソナルな作品なのだと思う。
感想として「わからない奴にはわからなければいい」って言ってる人が多々いるけど、そういう問題じゃない。
もちろんクリエーターにはそこは少なからず存在する部分で、そこを否定することはあってはいけない。
でもジブリでしかも宮崎駿なら万人が万人期待を寄せるのも事実。
当然とてもパーソナルな作品を見せられると困惑してしまう。
「生きねば」「零戦」「戦争」「ジブリ」という宣伝と作品の本質が交差してしまい、こんなにきっぱり賛否が別れてしまったんだろう。
「わからない奴」は作品がわからないんじゃなくて、見るまでに自分が伝えられたこの作品のイメージと実際に観た作品が合致せず、前情報と実体験をどう繋げばいいかわからないんだと思う。
細かいい事言い出したら宮崎駿にしかわからないんですもの。
もう一つ、キャッチコピーの「生きねば」と、奈穂子の最後の言葉「生きて」。
この物語に対してピンと来ないのも確か。
ラストのシーンに行くまで菜穂子が死んだ描写も無かったし、二郎の作った飛行機が戦争に使わることに苦悩するシーンも直接的に描かれていなかった。
それにこのコピーで、漫画ナウシカのラストとどうしても比べてしまう。
庵野の作るナウシカの続編のために置いておいてほしかった。
個人的な結論としては、「宣伝が悪い」でございます。
そういえば二郎って次男なのだろうか。
妹しか出てこなかったし。
まあ宮崎駿の妄想としては、男兄弟なんていらねぇってことでしょうか。
「崖の上のポニョ」も「風立ちぬ」も純粋で真っ直ぐな話で、多分監督が描く、自分が生きていくための理想の世界なんでしょう。
そんな世界に共感せずにはいられない。
二度目の鑑賞。
今回は、知り合いのライターさん(駄作派)と2日にわたって議論を交わしたので、その考察も念頭に置き。
つまりはとてもパーソナルな作品なのだと思う。
感想として「わからない奴にはわからなければいい」って言ってる人が多々いるけど、そういう問題じゃない。
もちろんクリエーターにはそこは少なからず存在する部分で、そこを否定することはあってはいけない。
でもジブリでしかも宮崎駿なら万人が万人期待を寄せるのも事実。
当然とてもパーソナルな作品を見せられると困惑してしまう。
「生きねば」「零戦」「戦争」「ジブリ」という宣伝と作品の本質が交差してしまい、こんなにきっぱり賛否が別れてしまったんだろう。
「わからない奴」は作品がわからないんじゃなくて、見るまでに自分が伝えられたこの作品のイメージと実際に観た作品が合致せず、前情報と実体験をどう繋げばいいかわからないんだと思う。
細かいい事言い出したら宮崎駿にしかわからないんですもの。
もう一つ、キャッチコピーの「生きねば」と、奈穂子の最後の言葉「生きて」。
この物語に対してピンと来ないのも確か。
ラストのシーンに行くまで菜穂子が死んだ描写も無かったし、二郎の作った飛行機が戦争に使わることに苦悩するシーンも直接的に描かれていなかった。
それにこのコピーで、漫画ナウシカのラストとどうしても比べてしまう。
庵野の作るナウシカの続編のために置いておいてほしかった。
個人的な結論としては、「宣伝が悪い」でございます。
そういえば二郎って次男なのだろうか。
妹しか出てこなかったし。
まあ宮崎駿の妄想としては、男兄弟なんていらねぇってことでしょうか。
「崖の上のポニョ」も「風立ちぬ」も純粋で真っ直ぐな話で、多分監督が描く、自分が生きていくための理想の世界なんでしょう。
そんな世界に共感せずにはいられない。
2013年8月23日金曜日
2013年8月19日月曜日
2013年8月15日木曜日
「パシフィック・リム」
今年の祭り、その2。
アメリカじゃコケたらしいけど、そりゃ日本なら満員になるわな。
後ろのカップルが言ってた。
「21世紀の最高傑作!!」
めっちゃ楽しめたけど、よくよく考えてみると面白い部分は全部エヴァだった。
自分のロボットアニメのレパートリーはエヴァしかないので他はわかりませんが。
割れ目での戦いで、ソードを出してカイジューをまっ二つに切り裂くシーンなんか、もうエヴァでええやんって思った。
それにしてもあの記憶に捕われていくシーンはめっちゃくちゃ感動しました。
まさしくかずみの記憶の中に入って行くシーンそのもの。
まなちゃん可愛かったし。
そういやあの親子の強さは何だったんだろう。
親子の仲あんまり良くないのにシンクロ出来るのか?と思った。
無理矢理親子の愛をぶっこんだ感じがして嫌だった。
あとカメラワークは日本の怪獣映画をもう少し真似して欲しかった。
何はともあれ、巨大なロボットと怪獣の肉弾戦をハリウッド映画で見れたら悔いはございません!
続編はまなちゃんが怪獣に取り込まれるビオランテみたいなストーリーでお願いします!
あとあれです、やっぱレインボーがきてる!
2013年7月30日火曜日
2013年7月29日月曜日
「終戦のエンペラー」
劇場:新宿ピカデリー
終戦直後、昭和天皇をめぐる物語。
なんか、本当にアメリカが作ったのか?と思うほど淡々としていた。
そしてラストで「うわー!」って言わせて、終わる。
まるで日本映画のように。
その小出し感がとても新鮮だった。
要は、「百聞は一見に如かず」。
ラストの昭和天皇とマッカーサーが出会うシーンは、一瞬だったけどすべてを丸め込んでしまった。
史実だからと言っても、このテーマであの使い方は卑怯ってくらい。
ただ、どうしても「太陽」には敵わないわけで…。
イッセー尾形のイメージがでかすぎて、昭和天皇がしっくりこなかった。
あと主人公にも魅力が全くなかった。
なんなんあいつ。
恋してるだけやん。
桃井かおりは「太陽」を見て抜擢されたと信じている。
そして竹やぶでキャハハウフフは21世紀の映画でやっちゃダメだと思う。
終戦直後、昭和天皇をめぐる物語。
なんか、本当にアメリカが作ったのか?と思うほど淡々としていた。
そしてラストで「うわー!」って言わせて、終わる。
まるで日本映画のように。
その小出し感がとても新鮮だった。
要は、「百聞は一見に如かず」。
ラストの昭和天皇とマッカーサーが出会うシーンは、一瞬だったけどすべてを丸め込んでしまった。
史実だからと言っても、このテーマであの使い方は卑怯ってくらい。
ただ、どうしても「太陽」には敵わないわけで…。
イッセー尾形のイメージがでかすぎて、昭和天皇がしっくりこなかった。
あと主人公にも魅力が全くなかった。
なんなんあいつ。
恋してるだけやん。
桃井かおりは「太陽」を見て抜擢されたと信じている。
そして竹やぶでキャハハウフフは21世紀の映画でやっちゃダメだと思う。
2013年7月27日土曜日
「シャニダールの花」
劇場:テアトル新宿
石井聰互が改名しているなんて知らなかった。
石井岳龍として二本目の作品らしい。
人間に花が咲くってアイディアが面白い。
隔離病棟のシーンの流れはとても巧く、すんなりとこの世界に入って行けた。
脚本は違う人らしい。
そして一番素晴らしかったのが、この映画のピークである中盤の一人の患者の反乱シーン。
通り魔殺人のような、異物が混ざり込んだようなあのカットは鳥肌が立った。
でも悲しいかなここからどんどんと勝手に話が進んで行き、あー結局今年のBEST3には入らないんだろうなーとか考えてしまった。
残念。
黒木華さんめっちゃ良かった。
巨乳だったらもっと良かった。
こういう個性の強い監督の作品って、中盤を越えた辺りからの盛り上げ方が巧くないと一気にだれてしまう。
頑張ります。
石井聰互が改名しているなんて知らなかった。
石井岳龍として二本目の作品らしい。
人間に花が咲くってアイディアが面白い。
隔離病棟のシーンの流れはとても巧く、すんなりとこの世界に入って行けた。
脚本は違う人らしい。
そして一番素晴らしかったのが、この映画のピークである中盤の一人の患者の反乱シーン。
通り魔殺人のような、異物が混ざり込んだようなあのカットは鳥肌が立った。
でも悲しいかなここからどんどんと勝手に話が進んで行き、あー結局今年のBEST3には入らないんだろうなーとか考えてしまった。
残念。
黒木華さんめっちゃ良かった。
巨乳だったらもっと良かった。
こういう個性の強い監督の作品って、中盤を越えた辺りからの盛り上げ方が巧くないと一気にだれてしまう。
頑張ります。
2013年7月21日日曜日
「風立ちぬ」
劇場:新宿ピカデリー
感嘆と畏怖と恐怖の「崖の上のポニョ」から数年。
期待したかいがありました。
「崖の上のポニョ」は、子供向けだからいんだよこまけぇ事は!用は純粋な愛なんだよ!
という感じで全てがぶっとんでいて、なんじゃこりゃああ!という感じでしたが、今回は純粋な愛と夢を大人も解るストーリーで順序立てて魅せてくれました。
そして随所に自然への愛に満ち溢れていて、アニメーションの表現としてここまでこだわれるのはとてつもない精神力だと思う。
もうどのシーンを思い出せばいいのか頭が追いつかないですが、とりあえず結婚式のシーンは本当に美しかった。
雪の中廊下を歩く彼女、そして愛おしい二人のキャラクターが盛り上げるあのシーンは涙無しでは見れなかった。
そして良く聞く「宮さんはサービス精神が足りない」という言葉を、いとも簡単に覆してしまったと思った。
続く。
続き。
なんて言うか、今回は全てが丁寧だった。
少年期の度々夢に入って行くシーンなんて、こんな堂々とやっちゃうのか!と感動した。
唯一この映画で自分に考える余地があったことと言えば、ラストの飛んで行く飛行機だろうか。
少年が夢で描いた飛行機も、青年になって追い求めていた飛行機も、全て不完全で墜落していった。
でもラストに主人公が見た夢では「紅の豚」のワンシーンみたいに他の飛行機の群れに消えていってしまった。
映画のラストとしては完璧なんだけど、主人公の夢の終わりでもあるのかと。
妻を亡くし、少年からの夢を一区切りさせてしまった主人公のこれからを考えると思う事も多々。
いや、いいのか映画だから。
その先の心配を毎度させてしまう宮崎映画は、やっぱり人間を描くのが上手いと言う事なのでしょうか。
兎に角もう一回観る。
追記:
そういや、台詞の先が読める部分が多々。
この台詞の後はこの台詞だろっていう。
それが見事に当てはまっていったので、自分の台詞造りの根源にはジブリ映画の影響も少なからずあるのかもしれない。
それかただよく見ているからか。
それかその両方か。
続き。
なんて言うか、今回は全てが丁寧だった。
少年期の度々夢に入って行くシーンなんて、こんな堂々とやっちゃうのか!と感動した。
唯一この映画で自分に考える余地があったことと言えば、ラストの飛んで行く飛行機だろうか。
少年が夢で描いた飛行機も、青年になって追い求めていた飛行機も、全て不完全で墜落していった。
でもラストに主人公が見た夢では「紅の豚」のワンシーンみたいに他の飛行機の群れに消えていってしまった。
映画のラストとしては完璧なんだけど、主人公の夢の終わりでもあるのかと。
妻を亡くし、少年からの夢を一区切りさせてしまった主人公のこれからを考えると思う事も多々。
いや、いいのか映画だから。
その先の心配を毎度させてしまう宮崎映画は、やっぱり人間を描くのが上手いと言う事なのでしょうか。
兎に角もう一回観る。
追記:
そういや、台詞の先が読める部分が多々。
この台詞の後はこの台詞だろっていう。
それが見事に当てはまっていったので、自分の台詞造りの根源にはジブリ映画の影響も少なからずあるのかもしれない。
それかただよく見ているからか。
それかその両方か。
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