2015年11月8日日曜日

「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」

「ヘルレイザー」とか「ジェイコブス・ラダー」枠かと思うような表紙ですが内容もそうだった…!
誰かが家に置いていったので鑑賞。

演出が素晴らしく、リンチ映画かと思うほどの悪夢巡り。
ダニエル・クレイグ扮する愛人が絵を切り裂き、床に倒れこむシーンは拍手しそうだった!
鈴木清順か!

これでラストがもっと盛り上がっていたらな…。という印象。
彼のことをもっと知っていたらいいラストだったのか。
音楽が坂本龍一らしく(しかもノーギャラ)、モゴモゴした感じで良かった。
ただ、やってみました感が残るのも正直なところ。

ずっとフランシス・ベーコンって結局哲学者なのか画家なのかどっちなんだよ!って思っていたら、それぞれ二人いたのね。
衝撃。

2015年10月31日土曜日

「アポロンの地獄」

パゾリーニ二作目。
オイディプス王のギリシャ悲劇。
エディプスコンプレックスなど少しでも知っておくと一層面白くなるはず。

「ソドムの市」しか観たことがなかったのでパゾリーニといえば食糞イメージしかないのですが、こんな美しい映画を撮る人なのかと感動した。
パラジャーノフが「神だ!」というのもわかる気がする。

スフィンクスとの対決シーンはあっけなさすぎて拍子抜けした。
え、それでいいの?みたいな。

最中ずっと「エル・トポ」を思い出していた。
学生の時に観ておけばよかったと後悔。

「去年マリエンバートで」

遂に観た…!
レンタルでずっと探し求めていて、VHSで見つけたときは泣きそうになった。
普通にどこでもあるのかもしれないですが。

なにかと監督たち(主にリンチ)が参考にしたという難解映画。
寝る寝るとは聞いていたけど本当に寝てしまうとは!

巻き戻して最後まで観切ったけど、もう本当に難解だしナレーション多いし動き少ないしそりゃ寝るわ。
難しすぎ。
雰囲気だけみると完全に吉田監督の「煉獄エロイカ」。

心地よい午後に白昼夢として観るにはいいけど、真面目に観るととてつもなく疲れそうなので1年後くらいに再挑戦しよう。

2015年10月30日金曜日

「GONIN 2」

最高すぎるだろ!
1は「極道の妻たち」の1みたいにとてもシンプルだったのに対し、2は少し複雑になっていた印象。

奥さんと目があうシーンは恐怖と感動で叫び声をあげた。
これだから石井監督映画はやめられない。

サーガが楽しみ。

2015年10月29日木曜日

「ルナ・パパ」

リバイバル上映を見逃し、VHSであったので早速レンタル。

生まれる前の赤ん坊のナレーションが、まるで「サンセット大通り」のよう。
とても愛に溢れたファンタジーだった。

ラストも「アンダーグランド」かとびっくりするような展開。
99年は名作が多いな。

2015年10月28日水曜日

「GONIN」

石井監督最新作が、気付くと終わりかけだった。
なので観に行こうと思い、復讐もとい復習のために鑑賞。

超絶オラオラ感がやばい。
後半ちょっと落ち着くけど、防弾チョッキで全部もっていかれる。

2未鑑賞なので楽しみ。

2015年10月25日日曜日

「ホステル3」

監督イーライ・ロスじゃなくなったのか…。
でも面白かった!

「TATARI」

レンタル屋でちょいちょい見かけていた本作。
原題が「TATARI」だと思っていたら違うのね。

ある程度は楽しめましたが乗り切れない感も否めない。
最後の最後のお約束もなんかすっとんきょう。

2015年10月24日土曜日

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

レンタルが開始したので早速鑑賞。
緩急のつけ方がうますぎ。
最高。

「メイズ・ランナー」

DVDの予告で見て鑑賞。

「バトル・ロワイヤル」「ハンガー・ゲーム」「進撃の巨人」…などを足してうまく割り切れなかった作品。
見たことある設定が続き、前半はそれなりに楽しめるのですが種明かし部分は酷い。
何が超大作三部作シリーズだ。

太陽のくだりは意味がわからなかった。
おそらくその後に出てくるのだろうけど。
残念。

「エンジェル・ウォーズ」

久々に鑑賞。
ちなみに劇場版。

やっぱ大富豪とのセックスは必要だろ!
あれがないとベイビードールの”受け入れる”行為が薄れてしまう。
完全版をリバイバル上映してほしい。

2015年10月16日金曜日

「花とアリス殺人事件」

序盤はこれ大丈夫か?という感じだったけど、中盤くらいから岩井節が炸裂していてとてもおもしろかった。

夜空の下で二人がバレエを踊るシーンはとても美しい。
ど広角のレンズを持ち込むだけであんなにカットが美しくなるなんて。

こんな実写またやってほしいな。

2015年9月20日日曜日

「ソロモンの偽証 後編・裁判」

完結編。
前作よりサスペンス色は劣るものの、見事にいろんな伏線を回収して、巧く納めていた。
綺麗すぎだろ!とも思ったけど、クセを求める映画でもないので仕方ない。
原作ある映画は話がしっかりしているな。

死んだ男の子の薄っぺらさが鼻に付いたのが残念。
映画で描くなら、もう少し不思議ちゃんでもいい気がした。

それにしても、最後の晩餐風のポスターといい、気合入ってるだけのことはある。
こんな日本映画増えてほしい。

「ソロモンの偽証 前篇・事件」

やばい面白い!
物語は「告白」+「桐島部活やめるってよ」みたいなイメージ。
もっと堅実に撮っていますが。

最近の邦画の大作では珍しく、ワンカットに長い時間をかけてみたり、事故シーンはちゃんと人が吹っ飛んだり、ドキッとさせる演出が随所にある。
黒木華たんのホラーパートのゾクゾク感も最高!
韓国映画を観て焦り出したのでしょうか。

永作博美の阿鼻叫喚のラストもとても乙でございました。
後編楽しみ!

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

今年のアカデミー作品賞。
劇場で観るか迷っていたけど、結果的には観なくてよかった…と思いたい。

作品自体のクオリティは勿論素晴らしいし、2時間アンゲロプロスをやり続けるのも最高だったけど、ダーレンの「ブラック・スワン」をとても大切に思っている自分としては納得できるものではなかった。

あのラストに「ブラック・スワン」以上の覚悟やドラマ性を感じることはなかったし、盛り上がりに欠けるのも気になった。あ、それか…みたいな。

この映画の一番素晴らしいところは上にもあげたアンゲロプロスのように、ワンシーンの中で時間や場所が変わり、数日間をワンカット風で魅せた技術的な面でだと思う。
これからどんどん増えていきそう。